わたしの理念

「命が助からんほうがよかった」

 

「先生には悪いけど、こんなことになるんやったら命が助からんほうがよかった」
「命が助かっても、こんな生活しか送れないなら生きてる意味がない」

 

作業療法士の免許を取得して在宅リハで勤務していた20数年前に、担当した患者さんに言われた言葉です。

脳梗塞で倒れた40代の大黒柱の男性。
一命はとりとめたものの、身体に障害が残りました。仕事に復帰することはできません。リハビリ科で機能訓練を続けたけれど、元の身体に戻ることは望めない。
退院して自宅に帰ってきましたが、やることがない。行くところもない。話す相手は奥さまだけ。
仕事人間だったその方は、復職できないために自尊心もボロボロになってしまいました。
何もせずに一日が過ぎていく毎日。命が助かっても、何もすることがない人生は拷問に等しいのだとその患者さんから教わりました。

在宅リハの作業療法士として何かできないか、QOL、つまりQuality of Life~生活や人生の質~が向上する方法はないかと悩みました。せめてどこか行き場がないかと地域の保健師さんとも相談しました。

「病気になって障害を持ったのはつらいけど、まぁ助かってよかった」と思えるようにならないだろうか。もう一度生きる意欲を取り戻してもらうすべはないだろうか。

 

しかし「制度の谷間」にいる人の行き場はありませんでした。

 

介護保険はできたけれど

 

介護保険ができて、その頃よりはマシになりました。

障害者総合支援法によって救われる疾患も増えました。
とはいえ、対象外の疾患もまだ多く、難病に指定されていない疾患の方は制度の恩恵を受けることがほとんどできません。

 

手のひらで世界とつながる

 

制度の谷間はふさがらないけれど、通信インフラが劇的に良くなりました。

スマートフォンなら、手のひらの中で世界中とつながることができる。
また、それに伴って個人がどんどん情報発信をしたり起業できるようになりました。

どんな障害の方でも、そのご家族も、経済的な基盤を得ることや人とのつながりを持ち続けることがオンラインを通じてならできるのではないか。
お布団の中にいても人とつながることができるのではないか。

また、障害や病気がなくても、子育てや介護のために、外に出たくても出られない人もいる。

 

わたしは作業療法士として、そんな「今、思うように生きられないでいる」方々のお手伝いがしたいと思っています。

 

「まぁこの人生も悪くないかな」

 

よく言われる「病気になったから出会えた人がいる」「障害を得て人のやさしさに触れることができた」「人生で起こることにはすべて意味がある」という言葉を否定はしません。

ですが、とてもそうは思えない時期や、そうは思えない状況が続くことも多々あります。
誰だって健康なまま人生を生きられたらそのほうがいい、というのが本音ではないでしょうか。

だから当事者やご家族の方に、そんな綺麗事を要求することなど、わたしにはできません。

 

けれど、「先生には悪いけど、こんなんやったら助からんほうがよかった」ではなく、「病気になって障害を持ったのはつらいけど、まぁこの人生も悪くないかな」と少しでも感じられるようになっていただけたら。

ここでは、あなたがあなたらしく生きるためのツールとしてインターネットを活用するお手伝いをします。
ぜひご一緒に挑戦してみませんか。

 

当事者を支援する団体の方や支援職の方にも

 

当事者やそのご家族だけでなく、

  • 直接的に支援する団体の方
  • 社会保険労務士さんや弁護士さん
  • 間接的に支援するコーチ・コンサル・セラピストの方

にもネット活用のお手伝いをしています。

なぜなら、あなたの活動やサービスが、必要な方にちゃんと届くようにしたいという思いからです。

もしあなたがネットをもっとうまく活用したいと思っていらっしゃるなら、どうぞお気軽にご相談ください。
当事者の方やそのご家族が検索したときに、あなたのブログやホームページが上位表示されて、必要な方にこそたどり着いていただけるようにしませんか。

 

お問い合わせフォームからお気軽にお尋ねくださいませ。

 

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